周術期の疼痛に留意し、より痛みの少ない治療を心がけています。

 

当院では下記のような様々なタイプの白内障手術が可能です。

  • 通常の白内障手術

混濁している水晶体を除去し、人工の眼内レンズに置換します。角膜疾患や眼底疾患など白内障以外に目に異常がない方であれば、良好な視力が得られます。

  • 多焦点眼内レンズを用いた白内障手術

術後に眼鏡をかけたくない方におすすめです。詳細についてはこちら。

  • チン氏帯脆弱や過熟白内障など難症例に対する白内障手術

水晶体嚢を支えるチン氏帯が弱い症例や、水晶体嚢の緊張が高い過熟した白内障では、チン氏帯や水晶体嚢が温存できず、定型の白内障手術が難しくなります。眼内レンズの挿入ができなかった場合には眼内レンズの強膜内への固定が必要です。手術中に水晶体が落下してしまった際には下記の手術が必要になることがあります。

  • 水晶体脱臼に対する硝子体手術併用の白内障手術

眼内に水晶体が落下したような水晶体の偏位が著しい場合、硝子体手術を併用した白内障手術が必要です。落下・偏位した水晶体を除去し、眼内レンズの支持部を強膜内に固定します。